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Anorin 

畑見亜乃 あのりんと呼ばれています。

大阪府在中の6歳女の子のママ。

コロナが流行し始めた頃、落ち込む毎日を変えたくて「今やりたかったことをやろう!」と写真を始めました。

子育てではモンテッソーリ教育をとりいれたことでずいぶん楽になりました。

演劇ユニット「tocotocoしょうとくりぃむ」の主宰をしています。

2020年からこども朗読劇「えんとつ町のプペル」企画製作演出を行っております。

 

資格

日商簿記一級
グローバルドラマファシリテーター1級
シアターゲームティーチャー2級

実はこんな経歴も

クノールカップスープ CM出演
信和建設 CM出演
堺市主催映画 準主役
スタジオアクターズアート「陪審員」舞台出演
その他小演劇など

税理士事務所での会計事務歴6年

アロマセラピスト歴6年約3000人の人に触れてきて、心も改善しなければ健康にならないと想い心理学も学ぶ

好きなこと

カフェめぐり
キルフェボンのケーキが好きです
ひとりでゆっくり過ごす時間が好きです
ハーブティー・アロマテラピーが好きです

 

日々の生活

ミニマリストに目覚め自分の持ち物は6割程手放しました。そのおかげで、いつも時間がない、お金がない、ナイナイ生活から、家族を大切にしながら上質な時間を過ごし心が豊かになり無駄遣いをしなくなりました。

 

写真との出会い

今まで本当にいろいろ経験してきました。

中学生のとき友達と急にうまくいかなくなって、登校拒否寸前でなんとか楽しみをみつけたのがテレビの世界でした。それから「私も華やかな世界にいってみたい!」と舞台に憧れ女優になるんだと思い込んでいました。

それから、いくつかオーディションを受け合格し劇団に入ったものの毎月の団費を自力で払えることができず、2ヶ月で退団。たぶん毎月8万くらい必要でした。バイトを土日フルタイムで入ってもやっとなのに、土日は稽古があるので平日のバイトだけでやっていくにはどうしても無理でした。他を探すも周りから反対されるばかりで、その反対を押し切る勇気もなく舞台に立つことを挫折したのでした。

 

その後、職を転々としているうち新たな演劇との出会いがありました。

そこで出会ったのがスタニスラフスキーシステムとマイズナーテクニックでした。舞台の上で、「生きる!」ということ。その感覚に触れた瞬間、本当に心が震えて生きていると感じたのです。そして観ているときも、俳優さんではなく、その俳優が演じている架空の人物が、そこに居るような、「生きている」という感覚を味わえた瞬間に心惹かれていったのでした。

そこから再度、演劇を勉強し舞台に立つことができるようになり、昔憧れていたテレビや映画にも少しずつ出演させていただいてました。

約4年くらい舞台に没頭した後、結婚、出産。それからは子育てに追われる日々のなか、舞台から遠ざかっていました。

 

娘がやっと3歳になり4月から楽しみにしていた幼稚園が始まる!

楽しみに入園準備をしていた2020年2月、コロナがやってきました。3月からの緊急事態宣言は今でも忘れられないくらい、目の前が真っ暗になりました。真っ先に子どもたちの遊び場が閉鎖され、公園は黄色いテープがぐるぐる巻きにされていました。どこへ行っても「×」とテープが貼られた遊び場。

3歳の娘が家の中で、トイレのドア、廊下、入り口、あらゆる所にセロテープで×××××と貼り出したことがありました。その時、いつもニコニコしている子供たちの心に少しずつストレスが積み重なっていっていることに気づき、とても心が痛かったです。

 

しばらく、家族全員とじこもっていました。

当時はとてもとても長く感じた数ヶ月でした・・・

 

約半年後、外出も緩和し始めたころ。

それでも我が家では、主人の仕事が舞台関係のため依頼はストップしたままで、うちだけが離れ島に居るような、取り残された感じでひっそりと過ごしていました。

 

真っ暗闇だと思われたそんなときに、心にひらめいたのが写真でした。

 

それまで、デジタルカメラしか触ったこともなく、一眼レフなんて憧れの存在。私にはまだ無理だから、いつかできたら良いなぁ。と思っていたもの。

だけど、

落ち込んでいても何もはじまらない。こんな時だから、

「今、始めよう!」

と、ある日、急に思いたち、今までやってみたかったことをやろうと思い写真を始めたのでした。(今ではコロナさんに感謝です)

 

それから、実際始めるとうまくいかないことばかりで、写真との向き合いは辛いときもありましたが。

 

自分との対話をたくさんしてきたように思います。

 

撮影する人の心が映し出される。とよく言われますが、本当にそうだなと思います。もっと軽やかで透き通るような写真を撮りたいと思っていても、どうしても撮れなかったし、真似しようと思ってもできなかったのです。

 

自分が撮りたかったものってなんだろう・・・

頭で考えれば考えるほど答えはみつかりませんでした。

 

だけど、人と出会い、撮影させてもらってるうちに見えてきたものがあります。また断捨離を徹底的にしてプライベートも整えていくことで心の状態もどんどん変わっていきました。

 

今では、舞台で感じたときのような「生きている瞬間」を撮りたいなと思っています。生きている瞬間、だなんてよく分からない表現でかっこつけてるように思われるかもしれませんが、舞台の上で「生きている人」を見ると、ただ立っているだけでその人の存在をすごく感じることができるんです。そして何ともいえない幸福感を身体で感じるられたのです。

 

「リアルよりリアル。」という言葉を演劇や絵画でときどき目にすることがあるのですが。写真でもそれが表現できると思っています。まだまだ、正直私にはそんな深いところまで到達していませんが、表現できるようになりたいなと思っています。

 

写真の中の瞳をみているだけで、泣けてきたり、ニヤッとしたり、匂いを感じたり、そんな空気感や今にも動き出しそうな写真を撮っていきたいと思います。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

あなたに幸せがどんどん舞い込んできますように♪